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乞丐 カタイ

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デジタル大辞泉の解説

かた‐い〔‐ゐ〕【乞丐】

こじき。ものもらい。
「―どもの、坏(つき)、なべなど据ゑてをるも、いとかなし」〈かげろふ・上〉
人をののしっていう語。物知らず。ばか者。
「この楫取(かぢと)りは、日もえ計らぬ―なりけり」〈土佐
かつてハンセン病、また、その患者をいった語。かったい。
[補説]「傍居(かたい)」の意というが、また、「片居」で、不完全な姿ですわっている者の意からとも。

きっ‐かい【×丐】

物乞い。乞食(こじき)。こつがい。
「何故、仙にして、―をして歩くか」〈芥川・仙人〉

こつ‐がい【×丐】

物乞いをすること。また、その人。こじき。乞丐人。
「父母(ぶも)ありしかども皆死にて相知れる人もなし。然(さ)れば寄り付く方なくて、かかる―をばするなり」〈今昔・二・二四〉

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大辞林 第三版の解説

きっかい【乞丐】

( 名 ) スル
〔「丐」は乞う意〕
物乞いをすること。また、その人。 「 -することを許されん/西国立志編 正直

こつがい【乞丐】

こじき。ものもらい。こつがいにん。 「身の-となれる事を恥づといへども/方丈記」

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の乞丐の言及

【乞食】より

…つまり都市や農村に住む民衆にとってこじきとは,生活圏の外から訪れてくる,なかばの期待となかばの恐れとをもって迎えるべき神聖な旅人でもあったのである。【真野 俊和】
[中国]
 中国ではこじきは一般に〈乞丐(きつかい)〉と呼ばれ,また仏教で俗に施物を乞うことを〈教化〉といったことから,転じて〈叫化子〉あるいは〈叫花子〉〈花子〉とも称された。貴賤の観念からすると,〈娼,優,隷,卒〉すなわち娼妓,俳優,小役人,兵卒が賤流とされたのに対して,こじきは社会的にその範疇にはいらないが,決して敬われる存在ではなかった。…

※「乞丐」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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