コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

乳房痛と対策 にゅうぼうつうとたいさく

1件 の用語解説(乳房痛と対策の意味・用語解説を検索)

家庭医学館の解説

にゅうぼうつうとたいさく【乳房痛と対策】

 乳房の病気による乳房痛は、おのおのの項目を参照していただくこととして、ここでは生理的な乳房痛とその対策について解説します。
 月経のある女性の乳房が、月経周期の黄体期(おうたいき)後半から月経期にかけて痛んだり、軽く張ったりすることがあります。この乳房痛は月経前緊張症(げっけいぜんきんちょうしょう)(「月経前緊張症」)の症状の1つで、乳房痛のほかに、精神的な動揺、いらいら、うつなどの精神状態めまい、ふらつき、頭痛などの自律神経症状、むくみといった症状を合併することが多いものです。ただ、こうした症状は月経が始まると消えます。乳房にしこりができることはありませんが、乳房の外側の広い範囲の乳腺(にゅうせん)が肥厚(ひこう)することがあります。
 乳房痛は、卵巣(らんそう)から分泌(ぶんぴつ)されるエストロゲン黄体ホルモンの作用で、乳腺の細胞が増殖するためにおこるものです。閉経後の女性には、おこりません。
 黄体ホルモン剤男性ホルモン剤の内服が有効ですが、長期の服用はよくありません。利尿薬のほか、乳腺に作用するプロラクチンホルモンの分泌を抑える麦角(ばっかく)製剤といった薬剤の内服も、痛みをやわらげるのに効果があります。

出典|小学館
家庭医学館について | 情報

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone