予防接種法(読み)ヨボウセッシュホウ

デジタル大辞泉 「予防接種法」の意味・読み・例文・類語

よぼうせっしゅ‐ほう〔ヨバウセツシユハフ〕【予防接種法】

感染症予防症状軽減・まん延防止などを目的として昭和23年(1948)に制定された法律
[補説]予防接種には、全額公費負担の定期接種と、希望者が自己負担で受ける任意接種がある。平成6年(1994)の改正で、定期接種は義務接種から勧奨接種に切り替えられた。また、平成13年(2001)の改正では、65歳以上および60歳以上65歳未満で心臓腎臓呼吸器疾患のある人などを対象に、インフルエンザの予防接種の費用が一部助成されるようになった。

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精選版 日本国語大辞典 「予防接種法」の意味・読み・例文・類語

よぼうせっしゅ‐ほうヨバウハフ【予防接種法】

  1. 〘 名詞 〙 伝染のおそれがある疾病発生および蔓延を予防するために、予防接種を行ない、公衆衛生向上増進に寄与することを目的とした法律。昭和二三年(一九四八)制定。

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世界大百科事典(旧版)内の予防接種法の言及

【予防接種】より

…その後,1909年に種痘法が制定され,種痘の徹底が図られた。しかし,種痘以外の予防接種の法制化は,48年の予防接種法の制定をまたねばならなかった。この法律は,その後十数回の改正をへて,今日,おおよそ次のような内容をもっている。…

※「予防接種法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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