にじゅつとう【二朮湯】
漢方薬の一つ。生薬(しょうやく)の白朮(びゃくじゅつ)、蒼朮(そうじゅつ)、半夏(はんげ)、黄芩(おうごん)、天南星(てんなんしょう)、陳皮(ちんぴ)、威霊仙(いれいせん)、茯苓(ぶくりょう)、香附子(こうぶし)、羌活(きょうかつ)、生姜(しょうきょう)、甘草(かんぞう)などを含む。明(みん)代の医学書『万病回春(まんびょうかいしゅん)』などに処方が示されている。五十肩、肩こり、神経痛などに用いる。体力は中程度で筋肉に締まりがなく、比較的消化器系の弱い人がおもな対象。
出典 講談社漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典について 情報
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二朮湯
(ツムラ)
五十肩、肩こりの治療薬で、肩や上腕に痛みのみられる、比較的体力のある人に用います。
①ほかに薬を用いているときは、あらかじめ医師に報告してください。
②指示された期間服用しても症状が改善しないときは、医師に報告してください。
③長期間用いているときに、血圧の上昇、むくみ、体重増加、脱力感、間質性肺炎、肝機能障害、黄疸、手足のけいれんや麻痺などの異常を感じたら、服用を中止し、すぐ医師に報告してください。
出典 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版について 情報
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