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二重構造モデル にじゅうこうぞうもでる dual structure model

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知恵蔵2015の解説

二重構造モデル

現代日本人の形成に関する埴原和郎東京大学名誉教授の仮説。すなわち、東南アジア起源の縄文人という基層集団の上に、弥生時代以降、北東アジア起源の渡来系集団が覆いかぶさるように分布して混血することにより現代日本人が形成された。渡来系集団は、北部九州及び山口県地方を中心として日本列島に拡散したので、混血の程度によって、アイヌ、本土人、琉球人の3集団の違いが生じた。この仮説は大筋では受け入れられているが、基層集団の起源が北東アジアではないかとの意見も強い。

(馬場悠男 国立科学博物館人類研究部長 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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