出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…〈舜は東夷の人なり,文王は西夷の人なり,……志を得て中国に行うこと符節を合するがごとし〉(《孟子》離婁下),すなわち舜や文王は夷狄ながら華夏として遇され聖人とたたえられている。 しかし王者の居住する王畿(千里四方)を中心にして,その外に500里ごとに甸服(でんぷく),侯服,綏服(すいふく),要服,荒服の五服(5地域)を配する(《尚書》益稷)のは,王化が段階的に僻遠に及ぶとする,中華主義の世界観にほかならず,僻遠の地が常にそのような状態をよしとして階層的支配に甘んじ,その文化を敬慕するとはかぎらない。夷狄の中には〈中国に匹敵する〉ほどの強大な国家が現れることもあり,華夏中心の世界秩序をこころよしとせず,朝貢しないだけでなく,反発して華夏の自尊心を傷つけることもあろう。…
…たとえば,文官の一品二品は仙鶴と錦鶏であり,武官の一品二品は獅子である(伊藤東涯《制度通》服章の項)。 狭義の喪服についていえば,着すべき喪服の布地と裁縫のしかた,および喪に服す期間の長短によって,(1)斬衰(ざんさい),(2)斉衰(しさい),(3)大功,(4)小功,(5)緦麻(しま)の五つ(五服)に分けられる。この服喪制度は中国の宗族制とかかわってきわめて複雑であるが(宗族),ごくあらましを述べると次のようになる。…
…なお,日本で現在行われている喪服については〈礼装〉の項の表1,表2を参照されたい。【山浦 澄子】
[中国]
喪中に着る麻製の衣服で,死者との遠近親疎により次の5等の差があって〈五服〉といい,それぞれ喪に服する期間の差が定められている。この五服は従って衣服の制度であるが,同時に親族関係を示す指標として広く用いられる。…
※「五服」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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