五虫(読み)ゴチュウ

デジタル大辞泉 「五虫」の意味・読み・例文・類語

ご‐ちゅう【五虫】

孔子家語」執轡にみえる、5種類動物鱗虫りんちゅう(長は蛟竜こうりょう)・羽虫(長は鳳凰ほうおう)・毛虫(長は麒麟きりん)・甲虫(長は神亀しんき)・裸虫(長は聖人)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「五虫」の意味・読み・例文・類語

ご‐ちゅう【五虫】

〘名〙 (「孔子家語‐執轡」の「羽虫三百有六十、而鳳為之長、毛虫三百有六十、而麟為之長、甲虫三百有六十、而亀為之長鱗虫三百有六十、而龍為之長、裸虫三百有六十、而人為之長」による語) 羽虫、毛虫、甲虫、鱗虫、裸虫の五種類の虫。
本朝文粋(1060頃)三・鳥獣言語〈菅原淳茂〉「清濁気分、五虫由其殊性」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「五虫」の読み・字形・画数・意味

【五虫】ごちゆう

五つ生物の種類。羽・毛・甲・・裸。

字通「五」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android