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井上甚太郎 いのうえ じんたろう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

井上甚太郎 いのうえ-じんたろう

1845-1905 明治時代の実業家,政治家。
弘化(こうか)2年3月生まれ。讃岐(さぬき)高松藩の御用掛として砂糖の専売に従事。のち塩業界にはいり,十州塩田組合の東讃支部長となって生産調整をすすめたが,明治20年農商務省生産制限法に反対し,組合を脱退。35年衆議院議員(当選3回,政友会)となり,塩専売法の審議で活躍した。明治38年8月22日死去。61歳。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

井上甚太郎

没年:明治38.8.23(1905)
生年:弘化2.3(1845)
明治期の塩業家,塩業改良論者として活躍。讃岐高松に生まれる。明治8(1875)年以来塩業界の結束に奔走し,生産調整実施のため十州塩田同盟の結成に参画するが,やがて塩業そのものの改善の必要性を覚り,独自の業界活動を行った。20年,国の生産規制に反対して十州塩田組合紛争を起こした。28年政府から清国塩業調査に派遣され,31年塩業調査会委員に任命された。35年衆院議員に当選,37年塩専売法案が上程されると同法案委員会委員となる。塩専売法は38年6月施行されたが,その直後に病没。<著作>『日本塩業改良の始末』『塩業改良論』『日本塩業論』

(村上正祥)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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