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介護マーク カイゴマーク

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デジタル大辞泉の解説

かいご‐マーク【介護マーク】

介護中であることを認識してもらうためのマークトイレの付き添いや下着の購入などで介護者が周囲から誤解を受けるといった精神的負担の軽減や、地域における支えあいの推進が期待される。平成23年(2011)に静岡県が全国に先駆けて作成・導入した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

介護マーク
かいごまーく

介護者が介護中であることを周囲へ知らせるためのマーク。マークを知らない人にもわかりやすいように、大きく書かれた「介護中」という文字を両手で下から支えるデザインである。静岡県が考案したものであるため、マークには県の特産品である茶葉の緑色とミカンオレンジ色が使われている。マークが両面に印刷されたカードをひものついたカードケースに入れ、首から下げて使用することが推奨されている。
 作成のきっかけは、静岡県が行った認知症患者介護家族との意見交換会であった。認知症患者の介護は外見からは介護していることがわかりにくいため、異性が介護する場合、公共のトイレや下着売り場などでは不審な目で見られることがある。また、認知症患者は少しでも目を離した隙(すき)に徘徊(はいかい)するケースがあるため、介護者が用を足す際などに、少しの間だけ見ていてほしいと周囲の人に頼みたいこともある。そのようなとき、周囲の人の理解を得るための助けになるものがほしいという介護者の要望により作成された。静岡県内では、2011年(平成23)4月から2014年1月までに1万9470の介護マークが配布された。
 静岡県は介護マークの全国的な普及を厚生労働省に働きかけ、同省により全国の地方自治体や関連団体への周知と普及が行われた。その結果、市・区役所、町村役場、地域包括支援センターなどで、認知症患者や障害者を介護する希望者に配布されることになった。2014年2月時点で、全国の388市区町村が介護マークへの取り組みを実施し、4万0751人に配布されている。[編集部]

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