伊勢神御衣祭(読み)いせかんみそのまつり

精選版 日本国語大辞典 「伊勢神御衣祭」の意味・読み・例文・類語

いせ‐かんみそのまつり【伊勢神御衣祭】

〘名〙 毎年衣がえの季節に、朝廷から伊勢皇大神宮に、絹布和妙(にぎたえ)麻布荒妙(あらたえ)とを奉納する祭礼。昔は陰暦四月と九月の一四日に行なわれた。現在は五月と一〇月の一四日に行なわれる。御衣祭(みそのまつり)神衣祭(かんそまつり)。《季・夏》
公事根源(1422頃)六「伊勢神衣祭 十四日 麻績(をみ)の連(むらじ)といふ氏人、麻をうみて敷和(うつはた)の衣を織て神明に奉るを神(かん)みその祭とは申也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android