伊藤小左衛門(読み)いとう こざえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊藤小左衛門」の解説

伊藤小左衛門(5代) いとう-こざえもん

1819*-1879 幕末-明治時代実業家
文政元年12月18日生まれ。伊勢(いせ)室山村(三重県四日市市)で家業の味噌(みそ)・醤油(しょうゆ)醸造業をいとなみ,のち酒造業に進出。茶,生糸将来性着眼,茶の輸出成功。明治7年動力機械による製糸工場を創設した。明治12年5月21日死去。62歳。名は尚長。

伊藤小左衛門(6代) いとう-こざえもん

1843-1910 明治時代の実業家。
天保(てんぽう)14年5月18日生まれ。伊勢(いせ)四郷村室山(三重県四日市市)で家業の製糸,製茶,醤油・清酒醸造業をつぎ,6代となる。明治26年生糸合名会社を設立し,生糸を欧米に輸出,支店ニューヨークにおいた。明治43年7月29日死去。68歳。幼名は小平治。号は運久。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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