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伯耆流 ホウキリュウ

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デジタル大辞泉の解説

ほうき‐りゅう〔はうきリウ〕【×耆流】

剣道の一派。片山伯耆守久安(ひさやす)が慶長年間(1596~1615)に創始。居合抜きを特技とする。片山流。

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大辞林 第三版の解説

ほうきりゅう【伯耆流】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

伯耆流
ほうきりゅう

近世居合(いあい)(抜刀(ばっとう))の一流派。流祖は片山伯耆守久安(ほうきのかみひさやす)(1575―1650?)。片山伯耆流、抜刀伯耆流、略して伯耆流という。これに対し、周防岩国(すおういわくに)の宗家(そうけ)片山家では、剣術を主に、居合を従とし、片山流と称する。久安の伝記は明らかではないが、通称藤次郎のち勝次郎といい、家譜によれば、片山家は作州の竹内(たけのうち)家(竹内流の宗家)とは親戚(しんせき)関係にあり、初めは居合腰の廻(まわ)りを称したといい、父藤八郎正庵(とうはちろうしょうあん)(一説に伯父松庵)より居合十八刀および一子相伝の秘太刀(ひだち)を受けたという。1596年(文録5)阿太古(あたご)社に七日七夜参籠(さんろう)し、貫の字を夢みて抜刀の妙術を明悟し、京都に上がって一貫流を称し、関白豊臣秀次(とよとみひでつぐ)に教授して有名となった。1610年(慶長15)参内して、前殿で天下治平の祈祷(きとう)をし、居合「磯之波(いそのなみ)」を演じて叡感(えいかん)を被り、従(じゅ)五位下(げ)伯耆守に叙せられたという。しかし15年(元和1)大坂落城後は浪人となり、周防に下り、一時芸州浅野家に出入りしたが、やがて岩国に来住し吉川(きっかわ)家に仕えたという。[渡邉一郎]

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