(安国良一)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
明治・大正期の住友財閥当主。右大臣徳大寺公純(きんいと)の六男で幼名隆麿(たかまろ)。長兄徳大寺実則(さねつね)は内大臣・侍従長、次兄西園寺公望(きんもち)は首相、政友会総裁として著名。父から国学、漢学を学び、1884年(明治17)学習院入学、92年法律撰科(せんか)5年で退学、広瀬宰平(さいへい)らの奔走で住友家当主に迎えられ、翌年4月に15代住友吉左衛門を襲名、友純と改めた。号は春翠。住友の経営は歴代の専門経営者に任せ、自らは象徴に徹し、名門出身、貴族的容姿、洋風好みと相まって、住友のイメージアップに貢献した。芸術にも親しみ、その収集した古代中国の銅器類は世界的に有名である。1911年(明治44)男爵となる。
[麻島昭一]
『「住友春翠」編纂委員会編・刊『住友春翠』(1955)』
病院内で体内に摂取された微生物によって引き起こされる感染症である「院内感染」と対をなす言葉で、病院外で摂取された微生物によって発症した感染症を指す用語。社会生活をしている健康人に起こる感染症で、多くは...
12/21 デジタル大辞泉を更新
12/21 デジタル大辞泉プラスを更新
12/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/28 デジタル大辞泉プラスを更新
10/28 デジタル大辞泉を更新
10/27 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新