余談(読み)ヨダン

デジタル大辞泉 「余談」の意味・読み・例文・類語

よ‐だん【余談】

用件以外の話。本筋を離れた話。「余談はさておき本論に入ろう」
[類語]おしゃべり無駄話雑談よもやま話世間話駄弁放談無駄口長話閑談閑話閑語井戸端会議

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精選版 日本国語大辞典 「余談」の意味・読み・例文・類語

よ‐だん【余談】

  1. 〘 名詞 〙 ほかの話。用件以外の話。本筋を離れた雑談。
    1. [初出の実例]「斯(かく)て物語り果てしかば、又もや余談(ヨダン)に押し移り」(出典人情本・貞操婦女八賢誌(1834‐48頃)三)
    2. [その他の文献]〔陸游‐与趙都大啓〕

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普及版 字通 「余談」の読み・字形・画数・意味

【余談】よだん

用件外の話。宋・陸游〔趙都大に与ふる啓〕曲(つぶさ)に狂を怜(たの)しみ、自らするを致す。(つね)に餘談に假借して、爲に其の一を經營す。

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