閑語(読み)カンゴ

デジタル大辞泉 「閑語」の意味・読み・例文・類語

かん‐ご【閑語/間語】

[名](スル)
静かに話をすること。閑談
むだばなし。閑話
[類語](1物静かおだやかおとなしやか控えめ優しい内向的人見知りしんねりむっつりシャイ心静か安らか安穏のどか悠長悠然悠悠悠揚浩然どっしり気長伸び伸び伸びやかのんびり屈託無い自然体のんどりしなやかしとやかなよやかなよなよしっとり物柔らか静静しずしずソフトおっとり婉然えんぜんしおらしいたおやかナイーブ心優しい柔和温雅鷹揚おうよう静心しずこころ従容しょうよう悠悠閑閑おおどかつつましい奥ゆかしい泰然自若平静冷静しみじみしっぽりしんみり静まる温顔温容春風駘蕩たいとう穏便粛粛静謐せいひつ静粛/(2おしゃべり無駄話無駄口雑談よもやま話世間話駄弁放談余談長話閑談閑話井戸端会議

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「閑語」の意味・読み・例文・類語

かん‐ご【閑語・間語】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) 静かに物語ること。しめやかに語ること。また、ひまにまかせてする話。閑話。閑談。閑言。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
    1. [初出の実例]「樵者は肩より薪ををろして肩をやすめて、相対して閑語する也」(出典:中華若木詩抄(1520頃)下)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐鄧禹〕
  3. むだごと。むだなはなし。閑言。〔張籍‐贈王秘書詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「閑語」の読み・字形・画数・意味

【閑語】かんご

むだ話。

字通「閑」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android