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俗離山 ぞくりさん

百科事典マイペディアの解説

俗離山【ぞくりさん】

韓国,忠清北道報恩と慶尚北道尚州の境の小白山脈の天皇峰(1057m)を主峰九つ秀峰からなる連山で〈小金剛〉と崇められている霊山山麓には名刹法住寺がある。かつての俗世を離れた静寂の地は観光地化し,国立公園にも指定されている。

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世界大百科事典 第2版の解説

ぞくりさん【俗離山 Songni‐san】

韓国,忠清北道報恩と慶尚北道尚州の境の小白山脈上の天皇峰(1057m)を主峰に,毘盧峰,観音峰,文蔵台,立石台の秀峰から成り,〈小金剛〉と畏敬されている聖山。山内には名刹法住寺が鎮座する。俗離山の名は,新羅時代一人の農夫が,くじけがちな自分の信仰心を牛にも劣るとくやみ,ついに髷を切り落とし俗世を離れ,この山にこもって僧となったことにちなむといわれている。山中には李朝の世祖王が国運の隆盛と病気の快癒を祈った福泉庵の泉や沐浴沼などの薬水がある。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

俗離山
ぞくりざん

ソンニ(俗離)山」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

俗離山
ぞくりさん / ソンニサン

韓国(大韓民国)、中部にある山。最高峰は天皇峰(1057メートル)。花崗(かこう)岩地質のため風化侵食が進み、韓国八景の一つに数えられる名山で小金剛ともいわれる。混合林が全山樹海をなし、山中に1400年前に建立された湖西第一伽藍(がらん)といわれる法住寺、上歓庵(あん)、福泉庵など寺院があり、自然と人工の調和が美しい。俗離山一帯105平方キロメートルは1970年3月に国立公園として指定され、内外の観光客が多い。[森 聖雨]

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世界大百科事典内の俗離山の言及

【忠清道】より

…本道の中心都市となっている大田,清州,忠州などはおおむね交通要衝に位置し,行政,教育,商業にかたよった発展をとげてきたが,1960年代末からは地方工業団地が造成され,食品,繊維,機械などの中小企業が発展している。小白山脈中の俗離山,大田市郊外の鶏竜山は奇岩奇勝に富む景勝地であり,ともに国立公園に指定され,多数の観光客を集めている。二つの山はともに古くから霊山とされ,山麓に法住寺,甲寺などの大寺院がある。…

【法住寺】より

…韓国,忠清北道報恩郡俗離山にある寺院。寺伝によると新羅真興王(在位540‐576)創立,聖徳王が重修したと伝える。…

※「俗離山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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