デジタル大辞泉 「信濃柿」の意味・読み・例文・類語 しなの‐がき【▽信▽濃柿】 カキノキ科の落葉高木。果実は小さく、枝にブドウの房のようにつく。未熟のものから渋をとるため、およびカキの台木とするため栽培され、信越地方から東北にかけて多い。小アジア地方の原産。千生せんなり柿。ぶどう柿。豆柿。《季 秋》 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「信濃柿」の意味・読み・例文・類語 しなの‐がき【信濃柿】 〘 名詞 〙 カキノキ科の落葉高木。西アジアの原産と考えられ、古く中国から渡って主に信越・東北地方で栽培される。高さ六~九メートル。葉は互生し、柄をもち長楕円形で両端がとがり、長さ六~一二センチメートル。表面は光沢があり、裏面には伏毛がある。初夏、新枝の葉腋(ようえき)に黄白色で先が四裂したつぼ状の花を開く。果実は長さ三~四センチメートルの長楕円形で黄色に熟し食すことができる。未熟の果実から渋をとるために栽植される。果実が球形で大きく種子の多いものをマメガキといい、カキの台木などに用いる。漢名、君遷子。ぶどうがき。さるがき。すずがき。《 季語・秋 》[初出の実例]「きそ初してやいははん信濃柿」(出典:俳諧・犬子集(1633)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
動植物名よみかた辞典 普及版 「信濃柿」の解説 信濃柿 (シナノガキ) 学名:Diospyros japonica植物。カキノキ科の落葉高木,薬用植物 出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報