偏む(読み)コズム

デジタル大辞泉の解説

こず・む〔こづむ〕【偏む】

[動マ五(四)]
筋肉がかたくなる。凝る。「首筋が―・む」
心が重くなる。気がめいる。
「墓まいりって奴は…一人や二人だとわるく料簡が―・んでいけねえ」〈万太郎・春泥〉
競馬で、肩の筋肉が硬直して、馬が釣り合いのとれない歩き方をする。「調教の失敗か、今日は―・んでいる」
馬がつまずいて倒れかかる。〈日葡
1か所にかたよって集まる。ぎっしり詰まる。
「皆仰山な形(なり)ぢゃに依(よ)って、一倍舟が―・む」〈伎・𨉷講釈

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

かたずむ【偏む】

( 動四 )
一方に寄る。かたよる。 「器量のよいのが情人いろおとこと定まつたら、広い世界が-・むわいなあ/歌舞伎・八幡祭」 〔「ずむ」の仮名遣い未詳〕

こずむ【偏む】

( 動五[四] )
心が明朗さを失う。 「気持ちが-・む」
(競馬で)筋炎や筋肉痛のため馬の肩や腰が硬直し歩行がぎこちなくなる。
大勢が一か所に集まる。 「さつても乗つたり-・んだり/浄瑠璃・行平磯馴松」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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