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催吐剤 さいとざい

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大辞林 第三版の解説

さいとざい【催吐剤】

嘔吐おうと中枢の刺激または胃の迷走神経の末梢を刺激することにより、胃の内容物を口腔を通じて外に吐出させる作用を有する薬物の総称。塩酸アポモルヒネ・吐根とこんなど。

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(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

催吐剤【さいとざい】

吐剤とも。直接嘔吐(おうと)中枢を刺激する中枢性のものと,胃腸の催吐知覚神経末端を刺激する末梢性のものとがある。前者に属するアポモルヒネは,その塩酸塩5〜10mgの注射で嘔吐し,習慣性はない。
→関連項目解毒薬

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

催吐剤
さいとざい

吐き気を催させ、胃の内容物を排出させるために用いられる薬物で、催吐薬、吐剤ともいう。毒物や薬物、農薬、工業薬品その他の有害物質を誤飲したりした場合、中毒症状を現さないように急速に胃内容物を排出させるもので、解毒法の一つである。延髄にある嘔吐(おうと)中枢を直接刺激して嘔吐をおこさせるものと、胃粘膜を刺激して反射的に嘔吐中枢を興奮させて嘔吐を招くものの2種類がある。前者は中枢性催吐剤といい、塩酸アポモルヒネがその例である。後者は反射性催吐剤または末梢(まっしょう)性催吐剤といい、トコン、硫酸銅、吐酒石などがあげられる。[幸保文治]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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