僻する(読み)ヘキスル

デジタル大辞泉 「僻する」の意味・読み・例文・類語

へき・する【×僻する】

[動サ変][文]へき・す[サ変]一方にかたよる。偏する。
「心を寛にして一方に―・することなかるべし」〈福沢文明論之概略
[類語]先入観先入主先入見僻目ひがめ贔屓目ひいきめ欲目固定観念偏る不公平不平等偏する偏向偏見偏在偏重偏頗へんぱ差別片手落ちバイアスアンフェア

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精選版 日本国語大辞典 「僻する」の意味・読み・例文・類語

へき‐・する【僻】

  1. 〘 自動詞 サ行変 〙
    [ 文語形 ]へき・す 〘 自動詞 サ行変 〙
  2. かたよる。偏する。
    1. [初出の実例]「心を寛にして一方に僻すること勿るべし」(出典:文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉一)
  3. ひがむ。ひねくれる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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