片手落ち(読み)カタテオチ

デジタル大辞泉 「片手落ち」の意味・読み・例文・類語

かた‐ておち【片手落ち】

[名・形動]配慮注意一方にだけかたより、判断などの不公平なこと。また、そのさま。偏頗へんぱ。「片手落ちな(の)処置
[類語]先入観先入主先入見僻目ひがめ贔屓目ひいきめ欲目固定観念偏る不公平不平等偏する僻する偏向偏見偏在偏重偏頗へんぱ差別バイアスアンフェア

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「片手落ち」の意味・読み・例文・類語

かた‐ておち【片手落】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 処置や配慮が一方にだけかたよること。不公平なこと。片手打ち
    1. [初出の実例]「喧嘩の二人、お暇(いとま)は片手落(カタテオチ)にもならぬゆゑ」(出典合巻・教草女房形気(1846‐68)一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む