出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
光の吸収によって起こる異性化.光を吸収して生じた励起分子が直接に異性化する場合と,ほかの励起分子からのエネルギー移動により生成した励起分子が異性化する場合(光増感異性化)とがある.ベンゼン蒸気の混在するcis-2-ブテンの系に250 nm 付近の紫外線を照射すると,trans-2-ブテンが生成する.これはベンゼン光増感による2-ブテンのシス-トランス異性化反応である.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
…物質が光を吸収してできた励起種が直接的にひき起こす諸過程を光化学前期過程といい,これにひき続いて起こる過程を光化学後続過程というが,光化学反応はどちらの過程でも起こる。光化学前期過程で起こる化学反応には,(1)光分解,(2)光異性化,(3)光励起分子と他の分子との衝突による反応などがある。(1)の光分解には,直接光分解(たとえばヨウ化水素の260nm領域における光分解で,10-13秒以内に分解する)と前期解離とがある。…
※「光異性化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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