内之浦宇宙空間観測所(読み)うちのうらうちゅうくうかんかんそくじょ

日本大百科全書(ニッポニカ)「内之浦宇宙空間観測所」の解説

内之浦宇宙空間観測所
うちのうらうちゅうくうかんかんそくじょ

科学衛星および科学観測ロケットの打上げ、観測を行う施設。鹿児島県大隅(おおすみ)半島の東海岸の一画、肝付(きもつき)町内之浦(うちのうら)にある。当初の名称は鹿児島宇宙空間観測所で、1962年(昭和37)に開設され、当時は東京大学生産技術研究所に属していた。1964年東京大学宇宙航空研究所創設とともに同研究所の付属施設となり、1981年宇宙科学研究所の設立に伴い、同研究所の研究施設となった。敷地面積71ヘクタール、所内に、ラムダロケット、ミューロケットなどの打上げ施設、管制施設、観測施設などがある。1970年に成功した日本初の人工衛星「おおすみ」をはじめ、太陽観測を行う「ようこう」など数多くの科学衛星、観測ロケットの発射実験が行われている。宇宙科学研究所は2003年(平成15)10月、宇宙開発事業団、航空宇宙技術研究所と統合し、新たな独立行政法人、宇宙航空研究開発機構となり、同時に同所は現名称に改称された。

平木 一・久保園晃]


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「内之浦宇宙空間観測所」の解説

内之浦宇宙空間観測所
うちのうらうちゅうくうかんかんそくじょ

1963年 12月9日に開所した宇宙科学研究所のロケット発射場。鹿児島県の内之浦に設置されたため,内之浦基地とも呼ばれる。敷地 69.2haのなかに,コントロールセンター,テレメータセンター,ラムダセンター,ミューセンター,レーダセンターなどの施設がある。ここから日本最初の人工衛星「おおすみ」をはじめ,1999年までに計 23機の科学衛星・探査機が打ち上げられた。 2003年宇宙航空研究開発機構の設立に伴い,鹿児島宇宙空間観測所から改称した。所在地は鹿児島県肝属郡肝付町南方。

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デジタル大辞泉「内之浦宇宙空間観測所」の解説

うちのうら‐うちゅうくうかんかんそくじょ〔‐ウチウクウカンクワンソクジヨ〕【内之浦宇宙空間観測所】

鹿児島県肝属きもつき肝付きもつき町にある、科学観測ロケットや科学衛星の打ち上げとそれらの追跡・データ取得などを行う施設。昭和37年(1962)設置。JAXAジャクサ(宇宙航空研究開発機構)が運用する。

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