内輪だけの祝いの意。転じて質素な祝いの意味にも使う。出産、婚礼、年祝いなどは、古い村の生活では個人の問題として済ますことはできなかった。共同体の1人としての位置づけがあったからで、ともに喜び、ともに祝うという習わしであった。時代の変化や社会状態の変化によって、個々の家のなかだけで済まそうとする傾向が強くなってきた。招いて喜びをともにすべき人に対して、贈り物で代用する習わしが増えてきたのである。喜びをともにする、といっても中心は共同の食事であったが、その祝宴に招くかわりに贈るという心持ちもある。また内祝いとして贈る場合には、祝い品を贈られた際の返礼のしるしといった意味でも使われている。
[丸山久子]
新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...