内輪だけの祝いの意。転じて質素な祝いの意味にも使う。出産、婚礼、年祝いなどは、古い村の生活では個人の問題として済ますことはできなかった。共同体の1人としての位置づけがあったからで、ともに喜び、ともに祝うという習わしであった。時代の変化や社会状態の変化によって、個々の家のなかだけで済まそうとする傾向が強くなってきた。招いて喜びをともにすべき人に対して、贈り物で代用する習わしが増えてきたのである。喜びをともにする、といっても中心は共同の食事であったが、その祝宴に招くかわりに贈るという心持ちもある。また内祝いとして贈る場合には、祝い品を贈られた際の返礼のしるしといった意味でも使われている。
[丸山久子]
梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...