写真電送(読み)シャシンデンソウ

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精選版 日本国語大辞典 「写真電送」の意味・読み・例文・類語

しゃしん‐でんそう【写真電送】

  1. 〘 名詞 〙 ファクシミリ一種。写真や図面濃淡電流強弱に変えて電気信号によって遠隔地に電送し、受信側では信号を写真的手段で再現する方法。電送には有線無線とも用いられる。電送写真。〔増補改版や、此は便利だ‐追々々増補(1924)〕

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百科事典マイペディア 「写真電送」の意味・わかりやすい解説

写真電送【しゃしんでんそう】

写真または絵画など濃淡をもつ画面を電気信号を利用して遠隔地に伝送すること。画面を光源走査してその濃淡に応じた電気信号に変え,有線または無線で受像地に送る。信号はグロー放電管により光に変換し,印画紙またはフィルムに露光し,これを現像して画像を得る。
→関連項目光電管ファクシミリ模写電送

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世界大百科事典(旧版)内の写真電送の言及

【ファクシミリ】より

…ファクシミリの語源はラテン語のfac simileで,英語のmake (it) similar(同形の物を再生する)に対応し,略してファックスfaxともいう。ファクシミリのうち白黒2値画像を取り扱うものを模写電送,または模写電信document facsimile,中間調を含む画像を取り扱うものを写真電送,または写真電信photograph facsimileといっている。ファクシミリは1843年イギリスのベーンAlexander Bainによって発明された。…

※「写真電送」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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