冬菜(読み)フユナ

デジタル大辞泉 「冬菜」の意味・読み・例文・類語

ふゆ‐な【冬菜】

冬に出回る菜類総称白菜京菜唐菜とうな小松菜など。 冬》荒波の間近に蒔きし―かな/汀女
[補説]書名別項。→冬菜

ふゆな【冬菜】[書名]

太田水穂の第四歌集。昭和2年(1927)刊行

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「冬菜」の意味・読み・例文・類語

ふゆ‐な【冬菜】

  1. 〘 名詞 〙 ミズナ、コマツナ、トウナなど、野菜の少ない冬に出回る菜の類。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「雪の冬菜男鍬ついて立りける〈杉風〉」(出典:俳諧・常盤屋の句合(1680)二四番)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「冬菜」の読み・字形・画数・意味

【冬菜】とうさい

冬の野菜。

字通「冬」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「冬菜」の解説

冬菜 (フユナ)

植物油菜品種。コマツナの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android