出生前小児科学(読み)しゅっせいぜんしょうにかがく(英語表記)prenatal pediatrics

  • 出生前小児科学 prenatal pediatrics

世界大百科事典 第2版の解説

出生前に原因をもつ小児疾患,すなわち先天異常を対象とし,その診断・治療・予防を目的とする小児科学の一分野。近年の遺伝学,発生学,分子生物学疫学進歩により確立されたのであり,従来体質素因,先天性弱質,遺伝病など漠然と表現されていた種々相が整理されている。ファンコーニG.Fanconi,高津忠夫によって提唱された(1965)。
[出生前期の意義
 両親の遺伝形質は遺伝子として配偶子(精子卵子)に伝えられ,それらが合体した受精卵の1対の遺伝子によって児の一つの形質が決定される。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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