デジタル大辞泉 「別れ霜」の意味・読み・例文・類語 わかれ‐じも【別れ霜】 晩春のころ、最後に降りる霜。八十八夜のころに多い。忘れ霜。《季 春》「花過ぎてよし野出る日や―/几董」[類語]霜・薄霜・初霜・早霜・遅霜・霜柱・降霜・晩霜・露霜 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「別れ霜」の意味・わかりやすい解説 別れ霜わかれじも 終霜,晩霜のこと。標高,緯度の高いほど遅い時期に発生し,霜による被害は,早春より木の芽や作物の芽が出た晩春などに大きくなる。移動性高気圧に覆われ,風が弱く,放射冷却により明け方気温が下がるときに起こる。「八十八夜の別れ霜」は立春から数えて 88日目(5月2日頃)にあたり,霜がおりる終わりの頃とした農事暦の目安である。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報