コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

力積 りきせき impulse

翻訳|impulse

6件 の用語解説(力積の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

力積
りきせき
impulse

一定の力Fとそれが働く時間 t との積で与えられるベクトル量 Ft のこと。ある時間の物体の運動量の変化は,その間に働いた力の力積に等しい。力Fが時間 t とともに変るときには力積は積分 ∫Fdt で与えられる。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

りき‐せき【力積】

力と、それが作用していた時間との積。力が時間により変化する場合には、力をそれが作用した時間で積分した値。力積は力を受ける物体の運動量の変化に等しい。インパルス

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

力積【りきせき】

力とそれが作用する時間との積。力が時間的に変化するときは,時間に関する力の積分量をさす。力積はこの時間内にその力を受ける物体の運動量に等しい。ごく短時間に大きな力がはたらく撃力の場合特に重要な量となる。
→関連項目運動量

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

りきせき【力積 impulse】

インパルスともいう。力にそれが作用した時間をかけたベクトル量をいう。力が時間的に変化するときには積分によって,力Ft1からt2までの間の力積と定義すればよい。質点の運動量(質量と速度の積)をpとすると,運動の法則はFdp/dtとかけるので,Fdtdt間の運動量の変化dpに等しく,それを積分した力積は運動量の変化p(t2)-p(t1)に等しい。きわめて短時間のみ作用する撃力ではF(t)は測ることができないので,力積を用いて力の効果を表すのが便利である。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

りきせき【力積】

力が作用した時間と、その力との積。力の大きさや方向が時間とともに変化する場合には、力を時間で積分した値。力積は力を受ける物体のその時間内での運動量の変化に等しい。インパルス。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

力積
りきせき

物体に与える衝撃の強さを表す量で、作用した衝撃力とそれが持続した短い時間の積。バットで打ち返されたボールのように、運動する物体の速度が瞬間的に大きく変化する場合が少なくない自動車の衝突なども同様である。たとえば、ボールに与えた衝撃力を、力が働いている短い時間Δ(デルタ)tの間は一定の力Fであったとする。バットで打つ前後のボールの速度をvv´と表すと、「質量(m)に速度の時間変化を掛けたものは、そのとき働く力に等しい」というニュートンの運動法則の式は、
  m×(v´-v)/ΔtF
となる。この式を書き改めると
  mv´-mvFΔt
となる。左辺は打撃によるボールの運動量の変化である。衝撃の強さは動いてきた物体の速度の変化と質量に比例するので、質量と速度の積である運動量が、運動の激しさを表す量となる。この式は一般に成立して、「運動量の変化は、衝撃力とその力の持続時間の積に等しい」ことを示している。ここで現れた「力×持続時間」を力積(インパルス)とよんでいる。力積は短い時間のみ大きな力が働く場合に有用な量である。前記の式はわれわれの経験とよく一致している。たとえば、硬い床板の上に落としたコップは割れやすいが、ふとんの上に落としたコップは割れにくいことなどである。[池田清美]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

力積の関連キーワードパルスブルーインパルスインパルスGSX400インパルスパナソニック電工インパルスインパルス応答インパルスシール受容体タンパク質インパルス(生理)インパルス(物理)

今日のキーワード

日本政策投資銀行

1999年に日本開発銀行と北海道東北開発公庫を統合し、発足した政府系総合政策金融機関。一般の金融機関が行なう金融などを補完・奨励し、長期資金の供給などを行ない、日本の経済社会政策に金融上で寄与していく...

続きを読む

コトバンク for iPhone

力積の関連情報