北ドイツ平野(読み)きたドイツへいや(英語表記)Norddeutsches Tiefland

世界大百科事典 第2版の解説

きたドイツへいや【北ドイツ平野 Norddeutsches Tiefland】

ドイツ北部に東西に広がる平野。ドイツ中部山地と北海,バルト海の間にあり,西はオランダ,東はポーランドの平野に続く。全体としては構造平野であるが,洪積世の3回の寒冷期にスカンジナビアを中心とする大陸氷に覆われたので,おもに北方からもたらされた,粘土,レス(黄土)などの氷河堆積物からなる。その厚さは100m以上にも達し,基盤中生代,第三紀の地層はこの下にあって,地表に露出する部分はごく少ない。この地域は平野といっても一様に平たんではなく,標高150mをこえる部分もあり,ゆるやかな起伏に富んでいる。

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世界大百科事典内の北ドイツ平野の言及

【ドイツ】より

オーストリアスイス
【自然】

[地形,地質]
 ドイツは地表面の起伏とその成立ちの点から3地域に区分されることが多い。それらは北ドイツ低地Norddeutsches Tiefland(北ドイツ平原),中山山地Mittelgebirge,アルプスである。中山山地は地塊山地地域と南西ドイツ階段状山地地域に,アルプスはいわゆる高山のアルプスとアルプス前縁地Alpenvorlandとにさらに細分されることがある。…

※「北ドイツ平野」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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