コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

北条重時家訓 ほうじょうしげときかくん

1件 の用語解説(北条重時家訓の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

ほうじょうしげときかくん【北条重時家訓】

13世紀中ごろ,北条重時が子孫のために書いた家訓。武家の家訓として最古のもの。重時の家訓として伝えられるものに2種ある。《六波羅殿御家訓》《極楽寺殿御消息》である。《御家訓》は1247年(宝治1)に近いころ,子息長時が妻帯して六波羅探題の地位に就任するに際して教訓として作られたとする説と,長時元服の際に書かれたとする両説がある。《御消息》は重時出家後,極楽寺谷の山荘に隠棲していた没年(1261)に近いころの作で,長時以下の子息や孫たちに贈った訓戒の一つとされている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

世界大百科事典内の北条重時家訓の言及

【家訓】より

…父祖や家長が子孫,一族,あるいは家臣に対して作成した訓戒。
【日本】
 中世前期には有名な《北条重時家訓》《北条実時家訓》などがあり,後期には戦国期の《朝倉孝景条々》と伊勢長氏の《早雲寺殿廿一箇条》,それに子息3人に3本の矢でさとした逸話で有名な《毛利元就書状》が知られている。北条重時,実時,毛利元就のものは,父が子に与えた訓戒として,狭義の家訓にもっとも適合的な内容のものであり,他方,《早雲寺殿廿一箇条》は家・一族共同体の支配に擬制された大名領国下の家臣団を対象とした広義の家訓の一例といえよう。…

※「北条重時家訓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

エンゲルの法則

家計の総消費支出に占める飲食費の割合 (エンゲル係数 Engel coefficientと呼ぶ) は,所得水準が高く,したがって総消費支出が大きいほど低下するというもの。エンゲル係数は国民の消費生活面...

続きを読む

コトバンク for iPhone

北条重時家訓の関連情報