北海幹線用水路
ほつかいかんせんようすいろ
石狩川左岸、空知支庁管内の穀倉地帯を潤す農業用水路。北海灌漑溝とも称される。平成九年(一九九七)の受益地区は赤平・砂川・美唄・三笠・岩見沢・江別の六市、奈井江・栗沢・南幌・月形の四町と北村の二万五九三九ヘクタール、水路延長は支派線まで含めると五五五キロ余に及ぶ(「北海土地改良区八十年史」など)。開削の端緒は明治四二年(一九〇九)砂川村以南一町六村により結成された空知川灌漑溝期成会による用水路開削の請願であった(北海土功組合四十年史)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
Sponserd by 
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報
Sponserd by 