半割れ(読み)ハンワレ

デジタル大辞泉 「半割れ」の意味・読み・例文・類語

はん‐われ【半割れ】

1 果実豆類などを半分に割ったもの。また、木材や竹、パイプなどを縦半分に割ったもの。半割り
2 南海トラフ地震における想定震源域の、東半分もしくは西半分でプレート境界が破壊されて巨大地震発生すること。時間をおいてもう一方でも地震が発生することがあり、史上確認できる9回の南海トラフ地震の多くが、半割れのしばらく後にもう一方の範囲で地震が起こっている。時間差は数日から2年間と幅広い。→全割れ一部割れ局所割れ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 局所 一部

共同通信ニュース用語解説 「半割れ」の解説

半割れ

南海トラフ震源域の半分に当たる東側西側マグニチュード(M)8級の巨大地震が起きるケース地下の岩盤破壊を「割れ」と表現した。直近では2例あり、いずれも東側で地震が発生。1854年(安政東海地震)は32時間後、1944年(昭和東南海地震)には2年後に西側でも同規模の地震が観測された。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む