南赤道海流(読み)みなみせきどうかいりゅう(英語表記)South Equatorial Current

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

南赤道海流
みなみせきどうかいりゅう
South Equatorial Current

南緯約 20°以北の赤道海域を東から西へ流れる海流南東貿易風によって生じる海流で,北の境界は赤道を越えて北緯3°付近にあるが,これは貿易風帯が赤道に対してやや非対称的であることに起因する。この海流の真下に東向き赤道潜流が流れている。 (→インド洋南赤道海流 , 大西洋南赤道海流 , 太平洋南赤道海流 )  

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

みなみせきどうかいりゅう【南赤道海流 South Equatorial Current】

南緯20゜から北緯3゜付近までを東から西に流れる海流。南東貿易風に起因すると考えられる。北赤道海流と南赤道海流が赤道に関して対称でないのは,貿易風帯の非対称性によるものといわれている。ただし,南半球にも北半球赤道反流に相当する東向きの海流が南緯3゜以南に存在するという説もあり,もしそうならばこの反流の南を西流する部分のみが本来の南赤道海流であり,赤道上を流れるのは南・北赤道海流とは切り離された,単に赤道海流と呼ばれるべきものであることになるが,はっきりとは確認されていない。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

夏至

二十四節気の一つであるが,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) の四季の中央におかれた中気。夏至は太陰太陽暦の5月中 (5月の後半) のことで,太陽の黄経が 90°に達した日 (太陽暦の6月 ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android