口語文法(読み)こうごぶんぽう

百科事典マイペディア「口語文法」の解説

口語文法【こうごぶんぽう】

話し言葉としての現代口頭語の文法という義と,書き言葉としての口語文の文法という義と二義ある。ただし,口語文は現代口頭語に基づいた書き言葉であるから,現実的には二義に一線の引きにくい面もある。現代日本の学校教育では,〈口語文法〉は標準語の〈規範文法〉の習得,〈文語文法〉への導入,言語の規則性,体系性等への注目などの趣旨で行われている。また日本語を習得する外国人のための文法書も充実させる必要がある。→文語文法

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精選版 日本国語大辞典「口語文法」の解説

こうご‐ぶんぽう ‥ブンパフ【口語文法】

〘名〙 口語を構成する表現のきまり。文語文法に対して、現代の口語文の文法をいうが、書きことばの文法に対して、話しことばの文法をいうこともある。口語法口語文典
※高等日本文法(1908)〈三矢重松〉総論「近来僅に口語文法、文語文法の別を認むるに過ぎず」

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デジタル大辞泉「口語文法」の解説

こうご‐ぶんぽう〔‐ブンパフ〕【口語文法】

現代の話し言葉、およびそれによる書き言葉で表現する場合の、言葉遣いの決まり。学校教育の場では、現代共通語をもとにした口語文の文法をさしていうことが多い。また、書き言葉の文法に対して、話し言葉の文法をいうこともある。口語法。⇔文語文法

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