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台榭 だいしゃ tái xiè

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世界大百科事典 第2版の解説

だいしゃ【台榭 tái xiè】

中国,古代の高台式建築。本来,台は,土をつき固めて築いた方形の高台,榭は高台の上に木造の建物を築いたものをいい,この種の高台式建物を台榭と総称する。台榭の語は《尚書》をはじめ,春秋時代以降の文献に見え,とくに春秋戦国時代の諸国では台榭の建築が盛行し,避暑や気象観測,貯蔵などの用途に用いられた。単層とは限らず,数層の段状ピラミッドで周囲に木造建築をめぐらす形式の遺構も発掘されている。【田中 淡】

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世界大百科事典内の台榭の言及

【基壇】より

…諸外国では,全体を石や煉瓦で築いたものも見られるが,日本ではふつう土盛りである。中国の殷代には,すでに版築によって基壇を築いており,戦国時代には,台榭(だいしや)といって極めて高く築いたものが盛行した。日本には仏教建築とともに伝わり,粘土と砂を交互に少しずつ盛って突き固める方法(〈はがねをいれる〉という)で築いている。…

【春秋戦国時代】より

…当時の絵画としては戦国末の帛画(はくが)があり,天界に旅立つ死者の霊(人間の形をした)を描いたものなど数点残るにすぎないが,宮殿には壁画などもあったと推定されている。宮殿建築の柱や桁などには青銅製の飾り金具が使用され,瓦葺きで,床には塼(せん)を敷いた3層・4層の高楼(台榭建築という)なども盛んに造られ,その周囲には池をともなった庭園も造られ,現実の享楽が追求されたのである。思想,芸術とも多様な人間性を躍動させていたのである。…

※「台榭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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