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台風の眼 たいふうのめeye of typhoon

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

台風の眼
たいふうのめ
eye of typhoon

台風の中心付近(気圧の最も低いところ)で風が弱く雲が少ない部分。雲が切れて青空が見られることが多い。これは下降気流があるためである。のまわりには激しい上昇気流と発達した積乱雲が壁のように取り巻いており,そこでは猛烈な暴風雨となっている。この眼の壁のすぐ外は濃密な積乱雲が占めており,激しい雨が連続的に降っている。さらに外側の 200~600kmのところには帯状の降雨帯があり,断続的に激しい雨が降り,ときには竜巻が発生することもあり,台風のまわりに渦を巻くように存在している。一般に台風の眼は,絶えずその形や大きさを変えており,眼の大きさは直径 10~100kmくらいであるが,まれに 100kmをこえることもある。また,眼の大きさは台風の発達期から最盛期には小さくはっきりとした円形となるが,逆に衰弱期には眼が大きくなり円形が崩れ,ついには消滅する。

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デジタル大辞泉の解説

たいふうのめ【台風の眼】[書名]

日野啓三の小説。悪性腫瘍の手術を機に、小説家の記憶の中にある情景を描いた自伝的小説。平成5年(1993)刊行。同年、第46回野間文芸賞受賞。

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