共同通信ニュース用語解説 「司法面接」の解説
司法面接
虐待や性的被害を受けた子どもが、何度も事実関係を聴かれることにより被害を思い出す事態を防ぐ目的で、1990年ごろから欧米などで採用されている。誘導を避け自発的な発言を促すのが特徴で、子どもの発達や心理状態を考慮しながら聞き出す訓練を受けた面接者が原則1回、約1時間の範囲で行う。警察や検察、福祉の関係者は別室のモニターで見て情報を共有。ビデオなどに録画・録音した内容は捜査上、証拠として扱われ、法廷証言の代わりにもなっている。
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