同化組織(読み)ドウカソシキ

大辞林 第三版の解説

どうかそしき【同化組織】

細胞内に多数の葉緑体をもち、光合成を行う組織。葉の柵状組織・海綿状組織がその例。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

同化組織
どうかそしき

柔組織の一種で、細胞内に多数の葉緑体をもち、もっぱら光合成を営む。含有する葉緑素(クロロフィル)によって外見的に緑色であることがこの組織の特徴で、組織内には細胞間隙(かんげき)があり、光合成に関係する酸素や二酸化炭素などの気体の通路となっている。葉肉の柵状(さくじょう)組織と海綿状組織は主要な同化組織である。また、草本植物や水生植物では一般に茎の皮層も緑色で、葉緑体を含んでいるので同化組織とされる。[相馬研吾]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

どうか‐そしき ドウクヮ‥【同化組織】

〘名〙 植物の組織の一つ。炭酸同化作用を営む柔組織。各細胞は葉緑体を含む。同化作用には光を必要とするので根には発達せず、葉の柵状組織・海綿組織にもっともよく発達する。

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