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周期性四肢麻痺

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

周期性四肢麻痺
しゅうきせいししまひ

上・下肢の筋肉に力が入らなくなり運動ができなくなる発作が、ある期間を置いて繰り返しおこる疾患で、普段は異常がみられない。男性に多く、発作中でも意識、言語、感覚は正常である。麻痺をおこしているとき、血液中のカリウムが多くの場合は低下しているが、正常値あるいは高値を示す患者もある。また、遺伝によっておこるものと、他の疾患に合併しておこるものとがあり、欧米では遺伝性の家族性周期性四肢麻痺が多く、日本では甲状腺(せん)機能亢進(こうしん)に合併する低カリウム血性周期性四肢麻痺が多い。炭水化物の過食、飲酒、過労などが麻痺の誘因となる。なお、治療としては、低カリウム血性の場合にはカリウム剤が有効で、甲状腺機能亢進を合併している場合はこれに対する治療も必要である。[海老原進一郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

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