四国銀行(読み)しこくぎんこう(その他表記)The Shikoku Bank, Ltd.

百科事典マイペディア 「四国銀行」の意味・わかりやすい解説

四国銀行[株]【しこくぎんこう】

高知・徳島を地盤とする地銀中位行。1878年に第三十七国立銀行が創業。1896年,第百二十七国立銀行と合併し,翌1897年,高知銀行改称。1907年,日清戦争後の反動恐慌により,安田銀行(後の富士銀行)に支援を要請安田財閥の直系会社となる。1923年,土佐銀行を合併し,現社名に改称。〈一県一行主義政策に従い,1944年までに他行を合併,県下唯一の普通銀行となる(現在は第二地銀あり)。本店高知市。2011年資本金250億円,2011年3月期経常収益495億円。売上構成(%)は,中小企業等向け68,住宅・消費者向け15。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「四国銀行」の意味・わかりやすい解説

四国銀行
しこくぎんこう
The Shikoku Bank, Ltd.

地方銀行。1878年第三十七国立銀行として設立。1896年高知第三十七国立銀行に改称し,第百二十七国立銀行を合併。1897年高知銀行として営業継承。1919年土佐貯金銀行を合併。1923年土佐銀行を合併するとともに現社名に変更。1926年関西銀行,1930年高陽銀行を合併。1944年土豫銀行を買収。1945年土佐貯蓄銀行を合併。1950年高知信用組合の営業を継承。1959年外国為替業務を開始。高知県徳島県を地盤に中小企業向けに力を注いでいる。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「四国銀行」の解説

四国銀行

正式社名「株式会社四国銀行」。通称「四銀しぎん」。英文社名「The Shikoku Bank, Ltd.」。銀行業。明治11年(1878)「第三十七国立銀行」設立。同30年(1897)「株式会社高知銀行」に改称。大正12年(1923)現在の社名に変更。本店は高知市南はりまや町。地方銀行。高知・徳島中心に四国全域に営業展開。起業支援や中小企業向け融資など地域密着型サービスに注力。東京証券取引所第1部上場。証券コード8387。

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