土府(読み)ドフ

世界大百科事典 第2版の解説

どふ【土府】

陰陽道(おんみようどう)における地神土公ともいう。春は竈(かまど),夏は門,秋は井,冬は庭におり,正月より12月までは,丑から子までにそれぞれ相当する方角の土を取ればたたりありとされた。鎌倉幕府は建築造作をするときあらかじめ土公祭を営み牛を牽(ひ)く作法があった。近世民間では神楽に土公祭の習合したものが山伏の手で演ぜられ,あるいは声聞師(しようもじ)や地神盲僧の徒が荒神(土公)の祭文を読み竈神をまつった。

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大辞林 第三版の解説

どふ【土府】

陰陽家おんようけで、土を掘りまたは築くなど、土木工事に携わる事を忌むという日。

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精選版 日本国語大辞典の解説

ど‐ふ【土府】

陰陽道でいう土神の一つ。正月は丑方、二月は巳方というように毎月移動し、その月にその方角の土を取ると家人に死者が出るという。土府神。
※暦林問答集(1414)下「土府者、正月丑、取丑方土、煞家長

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