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地下街 ちかがい underground town

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

地下街
ちかがい
underground town

一般公共地下道に面して設けられる,地下工作物内の店舗,事務所,駐車場,倉庫など一連の施設をいう。原則として,住居の居室,学校の教室,病院の病室など,建築基準法による地階の用途の禁止の制限が適用される。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

地下街

駅前広場や主要道路などの地下通路の周囲に、店舗や事務所などが並ぶ施設。通路だけなら「地下道」、ビルの地下に店舗などが入るのは「地下階」。1930年代に東京で地下鉄が開通したのを機に、通路に店舗が並び始めたのが発祥とされる。駅前を不法に占拠する露天商を収容するかたちで全国に広がるようになったという。現在は、施設を建設した第三セクターや民間会社などから不動産管理会社が委託を受け、店舗の賃料収入で運営するケースが多い。

(2013-05-01 朝日新聞 朝刊 2社会)

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デジタル大辞泉の解説

ちか‐がい【地下街】

都市の駅近くや繁華街などの地下に設けられた商店街。

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世界大百科事典 第2版の解説

ちかがい【地下街】

道路や公共広場の地下に,通路(地下道)とそれに面する店舗などによってつくられた複合建築物をいう。最近の都市の地下空間には,ビルの地下階や地下鉄駅,地下駐車場などがあるが,それらが地下街と結びついて,連続した地下の街を形成している場合があり,それら全体を広義に地下街と呼ぶときがある。日本の地下街は第2次大戦前に,地下鉄の建設に合わせて誕生したが,いずれも小規模なもので,面積では大阪の旧梅田地下街(1942完成。

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大辞林 第三版の解説

ちかがい【地下街】

都市の駅周辺や繁華街などの地下に設けられた商店街。地下商店街。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

地下街
ちかがい

道路や建物の地下につくられた大規模な商店街をいう。地下街の原型は、公共的な地下通路に商店が張り付いたものであるが、このほかにビルや駅舎の地階に設けられた商店街、地下鉄のコンコース、地下駐車場に付随した商店街をも地下街とよぶことが多い。地下街はおもに都心のターミナルや繁華街に形成されている。地下街の代表例としては、東京の新宿ステーションビル地下街、大阪の梅田駅前地下街、名古屋の栄(さかえ)地下街などがある。外国の例としてはパリのフォラム・デ・アルやモントリオールの地下歩行網が有名である。日本の地下街は地下鉄の建設に伴ったり、駅前再開発に連動して形成される場合が多い。既存の地下街に周辺のビルや百貨店の地階が連結して、より大規模な地下街が形成される傾向もみられる。地下街は交通の混雑を緩和し、商業面積の拡大をもたらすなどの利点をもつと同時に、利用者に利便性に富み、魅力あふれる空間として受け止められたために全国各地で盛んにつくられた。とくに1960年(昭和35)から70年にかけての増加は著しいものがあった。この動向に対して、地下街は地上から人間を追放し、地下に閉じ込めるものでしかないとの批判的意見も出されている。
 現在、地下街は防災面や衛生面での問題が少なくなく、その設置が必要やむをえない場合を除いて新設または増設は抑制されている。防災面では、火災が起きた場合に煙が大量に発生する、消防隊が進入しにくい、恐慌が生じやすい、などの問題点が指摘されており、やむをえず地下街を建設するに際しては、防災対策を十分に講じることが義務づけられている。地下通路を簡単明瞭(めいりょう)なものとすることや、オープンカットの地下広場を設けることや、防災センターなどによる防火管理の強化に努めることが望まれる。[室崎益輝]

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