地下道(読み)ちかどう

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

地下道
ちかどう

俗語であって明確な定義はない。おもに都市の平地部の地下に設けた小規模のトンネルで、一般に人の通行に用いるものをいうが、最近では地下街の発達によって、地下街の通路をも含めていう場合がある。地下道のおもな目的は、〔1〕交通量の多い道路、鉄道を人が横断する場合に人々の安全を守るとともに交通流を妨げないようにする、〔2〕都市部のビル街でビル相互間の人の通行の便利を図る、〔3〕駅のプラットホームと駅の出入口とを連絡する(とくに地下鉄の場合にはかならず地下道が用いられる)、などである。地下道は歩道橋に比べ一般に風雨などの影響がなく、市街地の景観を損なわないなどの利点がある反面、建設費が高く、排水、照明、清掃などの維持管理費が必要となるので、都心部や主要駅や地下鉄などの連絡路に主として用いられる。

[吉川和広]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

ちか‐どう ‥ダウ【地下道】

〘名〙 地下につくられた道路。
※内務省令第二五号‐大正八年(1919)一二月六日(法令全書)「交通上必要ある場合に於ては、安全地帯又は連絡地下道を設くへし」

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