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地域団体商標制度 ちいきだんたいしょうひょうせいど regional group trademark

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知恵蔵2015の解説

地域団体商標制度

地域名と商品(役務)名とを組み合わせ地域ブランドを広く保護することを目的とした商標制度で、商標法の改正により2006年4月から施行された。これまでも「夕張メロン」や「西陣織」のような地域ブランドが商標化された例はあったが、その登録要件として全国的知名度が必要とされたためにその数は限定されていた。しかし、全国的レベルではないものの一般的に有名な地域ブランドは数多く存在していることから、知的財産推進計画の提言や地域経済活性化の必要性などを踏まえて、基準を緩和し、一定の範囲で周知となった場合には商標として認めることとなった。ただし、出願できるのは事業協同組合農業協同組合社団法人などの適格団体に限られ、個人での出願はできない。この改正を受けて、ブランド米や味噌、織物など地域に根ざした農林水産物や伝統工芸品などの出願が相次いでいる。

(桜井勉 日本産業研究所代表 / 2007年)

地域団体商標制度

地域の名称と商品(役務)の名称等からなる商標で、事業協同組合などの団体が使用し、一定の範囲で周知となった場合には地域団体商標として登録を認める制度。地域経済の活性化のために地域ブランドの育成を目指して、2006年4月から導入された制度で、07年9月末現在、京友禅や宇治茶、松阪牛、草津温泉など300件以上のものが商標登録されている。従来は、地域ブランドとして商標登録されるには全国的知名度が要件とされていたために夕張メロンや西陣織などと数が限られていた。しかし、全国的レベルまでとはいかないものの一般的に有名な地域ブランドは数多く存在していることから、要件基準を緩和して一定の範囲で周知となった場合には商標として認めることとなった。なお、出願できるのは法人格のある協同組合などに限られるが、同一の地域ブランドを複数の組合で登録している例もある。ただし、地域の名称を冠した商品でも「さつまいも」や「奈良漬け」などのように普通名称となったものは登録できない。

(桜井勉 日本産業研究所代表 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

地域団体商標制度

地域名と商品名を組み合わせた「地域ブランド」を取得しやすくするため、特許庁が06年4月に始めた制度。比内地鶏(秋田県)や大間まぐろ(青森県)、草加せんべい(埼玉県)など全国各地の402件(16日現在)が登録されている。県内では塩原温泉などが登録済みで、8月末までに那須和牛、鬼怒川温泉などが登録を出願している。

(2008-09-28 朝日新聞 朝刊 栃木全県 1地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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