精選版 日本国語大辞典 「地方自治制」の意味・読み・例文・類語 ちほうじち‐せいチハウジチ‥【地方自治制】 〘 名詞 〙 地方の行政事務を地方公共団体に委せ、住民の意思に基づいて処理する制度。[初出の実例]「目下地方自治制の調査を急いで居るが」(出典:黒潮(1902‐05)〈徳富蘆花〉一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
旺文社日本史事典 三訂版 「地方自治制」の解説 地方自治制ちほうじちせい 地方公共団体による自治の制度1868年,没収した旧幕領と従来の藩地に府藩県三治制をしいたことに始まり,'78年の三新法,'88年の市制・町村制および '90年の府県制・郡制で成立。その後1921年郡制廃止,'43年東京都制実施など幾度かの改正があった。政府による知事の任命制など中央集権・官僚統制の性格が強く,真の地方自治制に値しなかったが,'47年地方自治法によって確立した。 出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報 Sponserd by