デジタル大辞泉
「一齣」の意味・読み・例文・類語
ひと‐くさり【一×齣/一×闋】
謡い物・語り物などの一段落。転じて、ある話題についてひとしきり話すこと。「さわりを―語る」「小言を―聞かされる」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ひと‐こま【一齣】
〘名〙
① 劇、映画などの一場面。また、比喩的にあるできごとや
光景などの
うちの短い一場面。
※名張少女(1905)〈
田山花袋〉六「今、その一齣を現に見やうとは」
② フィルムの一くぎり。また、漫画のこま一つ。
いっ‐せき【一齣】
〘名〙 戯曲の一くぎり。
芝居の
一幕。小説の一段落。
一章。フィルムの一こま。一くさり。いっく。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報