デジタル大辞泉
「一齣」の意味・読み・例文・類語
ひと‐くさり【一×齣/一×闋】
謡い物・語り物などの一段落。転じて、ある話題についてひとしきり話すこと。「さわりを―語る」「小言を―聞かされる」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ひと‐こま【一齣】
- 〘 名詞 〙
- ① 劇、映画などの一場面。また、比喩的にあるできごとや光景などのうちの短い一場面。
- [初出の実例]「今、その一齣を現に見やうとは」(出典:名張少女(1905)〈田山花袋〉六)
- ② フィルムの一くぎり。また、漫画のこま一つ。
ひと‐くさり【一齣・一闋】
- 〘 名詞 〙 謡いもの、語りものなどの、まとまった一部分。転じて、ある話題についてひとしきり話すこと。一段落。一席。
- [初出の実例]「一くさり延れば上手も出兼る也」(出典:俳諧・宇陀法師(1702)巻頭并俳諧一巻沙汰)
いっ‐せき【一齣】
- 〘 名詞 〙 戯曲の一くぎり。芝居の一幕。小説の一段落。一章。フィルムの一こま。一くさり。いっく。
- [初出の実例]「粉頭、鶯声を囀して、一齣の賀曲を唱ふ」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)五)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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