堺屋太一(読み)さかいやたいち

知恵蔵miniの解説

堺屋太一

作家、経済評論家。1935年7月13日、大阪府生まれ。60年に東京大学を卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入り、70年の大阪万博(日本万国博覧会)開催などに携わる。在職中に作家としてデビューし、戦後の第1次ベビーブーム世代が招く高齢化社会を予測した76年発表の小説『団塊の世代』はベストセラーになった。78年に同省を退官後は本格的に執筆活動を開始し、『知価革命』をはじめとする経済評論のほか、NHK大河ドラマの原作となった『峠の群像』などの歴史小説も手がけた。その後、98年から2000年まで民間人閣僚として経済企画庁長官を務め、以後、安倍晋三内閣の内閣官房参与などを歴任。12年に旭日大綬章を受章した。19年2月8日、死去。享年83。

(2019-2-13)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

デジタル大辞泉の解説

さかいや‐たいち〔さかひや‐〕【堺屋太一】

[1935~2019]作家・評論家。大阪の生まれ。本名、池口小太郎。通商産業省(現経済産業省)の官僚として活躍し、昭和45年(1970)の大阪万博開催に尽力。昭和51年(1976)には小説「団塊の世代」を発表。退官後は評論家を経て、経済企画庁(現内閣府)長官などの要職を歴任した。→団塊の世代

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

堺屋太一 さかいや-たいち

1935- 昭和後期-平成時代の小説家,経済評論家。
昭和10年7月13日生まれ。通産省にはいり,大阪万博や沖縄海洋博などの企画に参加。「油断!」「団塊の世代」など,経済社会の潮流を洞察した著作が話題をよぶ。昭和53年退官,執筆に専念する。平成10年小渕内閣,12年第1次・第2次森内閣の経済企画庁長官。24年旭日大綬章。妻は画家の池口史子。大阪出身。東大卒。本名は池口小太郎。作品はほかに小説「群像」,評論「知価革命」など。

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