塩地(読み)シオジ

デジタル大辞泉 「塩地」の意味・読み・例文・類語

しお‐じ〔しほヂ〕【塩地】

モクセイ科の落葉高木。関東以西の山地自生。葉は羽状複葉初夏、枝の上部小花多数つける。

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精選版 日本国語大辞典 「塩地」の意味・読み・例文・類語

しお‐じしほヂ【塩地】

  1. 〘 名詞 〙
  2. モクセイ科の落葉高木。関東地方以西、四国・九州北半部の山地に生える。高さ約一〇メートル。葉は、長さ三〇センチメートル内外の奇数羽状複葉で対生し、ふつう七または九枚の小葉からなる。小葉は長さ八~一五センチメートルの長卵形で先端はとがる。縁に細かい鋸歯(きょし)があり、裏面には短毛がある。初夏、前年伸びた枝の先端に長さ一〇センチメートルあまりの円錐形の花序を出して花冠のない淡緑色の小さな花を密につける。果実は長さ約五センチメートルの長楕円形で厚い翼がある。材は建築・器具・楽器・枕木などに使う。こばち。
  3. 植物はりぎり(針桐)」の異名
  4. 植物「やちだも」の異名。〔大和本草附録批正(1810頃)〕
  5. 植物「さわぐるみ(沢胡桃)」の異名。〔大和本草附録批正(1810頃)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「塩地」の解説

塩地 (シオジ)

学名Fraxinus spaethiana
植物。モクセイ科の落葉高木

塩地 (シオジ)

植物。クルミ科の落葉高木,園芸植物,薬用植物。サワグルミの別称

塩地 (シオジ)

植物。ミカン科の落葉高木,薬用植物。カラスザンショウの別称

塩地 (シオジ)

植物。モクセイ科の落葉高木。ヤチダモの別称

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