デジタル大辞泉
「沢胡桃」の意味・読み・例文・類語
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さわ‐ぐるみさは‥【沢胡桃】
- 〘 名詞 〙 クルミ科の落葉高木。各地の山地の沢筋に生える。幹は高さ二〇メートルほどになる。葉柄と葉の裏には軟毛を生じる。葉は枝先に集まってつき、一一~二一の小葉からなる奇数羽状複葉。小葉は長さ六~一二センチメートルの長卵形、または披針形で縁に鋸歯(きょし)がある。雌雄同株。春、淡黄色の長い尾状花穂を垂れる。果穂は長さ二〇~三〇センチメートルで垂れ下がり、二個の翼をもった果実をまばらにつける。果実は円錐形の乾質の堅果で長さ八ミリメートルぐらい。材は良質で、高級家具材などになる。樹皮は屋根ぶき材や染料ともなる。生葉はもんで虫さされに用いる。かわぐるみ。ふじぐるみ。やし。《 季語・秋 》 〔和漢三才図会(1712)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
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